業務改善

札幌の中小企業がAppSheetで変えた業務──製造・医療・飲食の活用事例3選

|朝日 陽菜(あさひ ひな)

札幌の中小企業がAppSheetで変えた業務──製造・医療・飲食の活用事例3選

「AppSheetって聞いたことあるけど、うちの業種でも使えるの?」──札幌の中小企業オーナーから最もよく聞く疑問のひとつです。

AppSheet(アップシート)は、Googleが提供するノーコード業務アプリ開発ツールです。プログラミング不要で、現在Excelで管理している表をそのままスマホアプリに変換できます。Google Workspace利用企業なら月額ランニングコストは0円。最短2週間で現場に導入できます。

この記事では、札幌市内の中小企業3業種(製造業・整体院・飲食店)の活用事例を、Before/After形式で具体的に紹介します。

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AppSheetとは?札幌の中小企業にとって何がうれしいの?

AppSheetはGoogleが提供しているサービスです。仕組みはシンプルです。

現在ExcelやGoogleスプレッドシートで管理している表をAppSheetに読み込ませると、それがそのままスマートフォンで使えるアプリになります。現場スタッフはパソコンに戻らなくても、手元のスマホから直接データを入力・確認できるようになります。

ポイントは3つです:

  • 月額コストが低い:Google Workspace利用企業は追加費用0円
  • IT担当者不要:ノーコードなので現場の担当者が維持・改修できる
  • 既存データがそのまま使える:今のExcelやスプレッドシートを捨てなくていい

[AppSheetの導入事例・料金の詳細はこちら](/appsheet-casestudy)

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AppSheet活用事例①製造業では何が変わった?

札幌市内の金属加工業(従業員8名)のケース

Before(導入前の課題)

札幌市内の金属加工業A社では、製品の検査記録を紙の帳票に手書きで記入していました。検査後に事務所へ戻り、Excelへの転記作業が必要で、担当者は毎日30分以上をこの作業に費やしていました。帳票の記入ミスや転記漏れも月に5件ほど発生しており、得意先への報告書作成に手間がかかっていました。

After(AppSheet導入後)

QRコードを製品に貼り付け、スマホでスキャンするだけで検査項目の入力画面が開くようにしました。現場での入力データはGoogleスプレッドシートにリアルタイムで反映され、転記作業が不要になりました。

指標導入前導入後
転記作業時間月30時間以上ほぼ0時間
記録ミス件数月5件月0件
報告書作成時間1件あたり1時間1件あたり10分

活用した機能:QRコードスキャン・スプレッドシート自動連携・写真添付

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AppSheet活用事例②整体院・治療院での活用方法は?

札幌市内の整体院(スタッフ3名)のケース

Before(導入前の課題)

札幌市内でスタッフ3名が施術を担当するB整体院では、顧客ごとの施術記録を紙のカルテで管理していました。施術前にカルテを探す時間が毎回かかり、次の予約が詰まっているときは3〜5分かかることも。また「前回どんな施術をしたか」をスタッフ間で共有しにくく、担当者が変わると引き継ぎに手間がかかっていました。

After(AppSheet導入後)

顧客情報・施術記録・次回予約メモをスマホで一元管理するアプリを構築しました。顧客名を検索するだけで施術履歴がすべて表示され、スタッフ全員が最新情報を共有できます。Googleカレンダーとも連携し、予約のダブルブッキングもゼロになりました。

指標導入前導入後
施術前カルテ確認時間3〜5分30秒以内
スタッフ間の引き継ぎ口頭・付箋アプリで即時確認
リピート率62%71%(6ヶ月後)

医療・治療院での活用で特に効果が高いのが「次回施術のポイントメモ」機能です。「左肩の可動域が改善傾向」「首のコリは強め」といったメモをその場でスマホ入力しておくことで、次回担当者が変わっても質の高い施術ができるようになります。

活用した機能:顧客検索・施術履歴表示・Googleカレンダー連携・スタッフ間共有

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AppSheet活用事例③飲食店・小売店での使い方は?

札幌市内の飲食店(スタッフ5名)のケース

Before(導入前の課題)

札幌市内でランチ・ディナーを提供するC飲食店では、毎日の仕込み量を「経験と感覚」で決めていました。売れ残りが多い日もあれば、人気メニューが午後に売り切れてしまう日も。廃棄ロスは月平均8万円に上っており、「何が原因でロスが出るのか」が数字でわからないことが課題でした。

After(AppSheet導入後)

毎日の仕込み量・売上・廃棄量を記録するアプリを作成しました。曜日・天候・近隣イベントとのメモも合わせて記録するようにしたことで、「先週の木曜と同じような天気だから、Aメニューは多めに、Bメニューは少なめに」という根拠のある発注判断ができるようになりました。

指標導入前導入後(3ヶ月後)
月間廃棄ロス約8万円約2万円
売り切れによる機会損失週3〜4回週1回以下
仕込み量の判断根拠担当者の経験値過去データ参照

活用した機能:日次記録・グラフ表示・メモ入力・スプレッドシート自動集計

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AppSheetを中小企業が導入するメリットは何?

3つの事例に共通するメリットをまとめます。

① 月額コストが既存ツール内に収まる

Google Workspace Business Starter(月額1,360円/ユーザー)以上をすでに使っている企業は、AppSheetの追加コストは0円です。Workspace未導入でも、AppSheet単体のStarterプランは月額約750円($5)/ユーザーで始められます。

従来のシステム開発(初期費用100万円〜・月額保守5〜20万円)と比べると、コストの差は明らかです。

② IT担当者がいなくても現場に定着しやすい

AppSheetはノーコードツールです。プログラムのコードを一切書かずにアプリを作れるため、納品後の項目追加や修正も現場の担当者が自分でできます。「システムを入れたけど業務が変わったら使えなくなった」という問題が起きにくいのが特徴です。

③ 今あるExcel・スプレッドシートのデータをそのまま活用できる

AppSheetはGoogleスプレッドシートをデータベースとして使います。現在Excelで管理しているデータをGoogleスプレッドシートに移行するだけで、そのままアプリ化できます。「今まで積み上げたデータを捨てなくていい」という安心感が、現場での定着率を高めます。

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AppSheet、札幌の中小企業はどこから始めればいい?

「自社の業務でも使えそうか確認したい」という方向けに、inanklでは0円DX問診(無料ヒアリング・オンライン30分)を実施しています。

現在の業務フローをお聞きし、「AppSheetでアプリ化できる業務」と「期待できる効果」を無料でご提案します。札幌市内では対面相談にも対応しています。

まずは現在の業務課題をヒアリングします(無料)

→ [AppSheet活用の無料相談はこちら(Googleフォーム)](https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdHP3hyM3qd5B41HuxTvwu3b1K7MN4A6tT9bBWDmtOk2wlEwg/viewform)

[AppSheetの導入事例・比較表を詳しく見る](/appsheet-casestudy)

[瞬間DX(業務改善コンサル)の詳細はこちら](/shunkan-dx/)

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よくある質問(FAQ)

Q. AppSheetは札幌の中小企業でも使えますか?

A. はい。AppSheetはインターネット環境とGoogleアカウントがあれば業種・規模を問わず使えます。札幌でも製造業・医療・飲食など多くの中小企業が導入しています。inanklは札幌市内で対面相談にも対応しています。

Q. AppSheetの月額費用はいくらですか?

A. Google Workspace Business Starter以上をご利用の企業は、AppSheetの追加ランニングコストは0円です。既存のWorkspaceライセンスに含まれているため、追加費用なしで業務アプリを運用できます。Workspaceを使っていない場合はAppSheet単体のStarterプランが月額約750円($5)/ユーザーからです。

Q. IT担当者がいなくても運用できますか?

A. できます。AppSheetはノーコード(プログラミング不要)のため、納品後の項目追加や画面変更も専門知識なしで行えます。inanklでは導入後の操作トレーニングと30日間のサポートも実施しているため、IT担当者がいない企業でも安心して使い始めていただけます。

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この記事はinankl株式会社が北海道・札幌の中小企業オーナーに向けて作成しました。

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著者プロフィール

石井 玲央(いしい・れお)

inankl株式会社 代表。北海道の中小企業を対象に、HP制作・業務DX・AI導入を一気通貫で支援。「定着するまで伴走する」スタイルで、低コストで持続可能な仕組みを提案している。札幌・旭川・函館エリアで対面相談にも対応。

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